コーポレートサイトに10周年の特設ページを公開しておりますが、私たち自身のことをもっと知っていただくために、スリーシェイクの活動の中心となる「ブランドコア」というものを掲載いたしました。今回は、スリーシェイクのブランドコアに込めた思いや考えについてお話したいと思います。
ブランドコアを策定するに至った背景
例えば、○○という会社は「かっこいい」「先進的」、△△だったら「安全」など、様々な企業やサービス、プロダクトに対して、皆さんの中にイメージを持っていらっしゃると思います。私たちは、IT業界以外の方には中々聞き馴染みのない事業を取り扱っているため、メーカーやtoCサービスと比較すると、周囲の方から何を目指している企業なのかがわかりづらいと言われる場面が多いのが実情です。
次の10年を考えるに当たり、スリーシェイクは皆さんにどのように想起していただける会社を目指していきたいのか。 また、社員が向かっていくべき道を指し示すためにも、実はとても大切な要素だと考えています。
ブランドコアは「自走」
生成AIは登場して世間を賑わし、常に関心の中心となっていますが、でも実際は皆さんの生活自体に大きな変化は無いですよね。別に自由に空を飛んでいるわけでもないし、アニメに出てくるようなロボットが出てきたわけでもない。でもやっぱり、新しい技術が皆さんの生活にすぐ反映されるような社会を作っていきたいというのが、スリーシェイクの目指してる世界です。
そのためにも、「インフラをシンプルにして、 イノベーションが起こりやすい世界を作る」というのが、創業以来ずっと変わらないスリーシェイクのミッションです。そのためには、クライアントはもちろん、ITに関わる全ての人(もちろんそれ以外の方も)がスリーシェイクに触れていただくことで、自分達でテックの部分は自在に操れるようになる=自走することができる、積極的にイノベーションを起こせるようになる。そんな期待を寄せていただける存在になりたいと思っています。
そして、社員のテーマという意味でも、やはり「自走」が大切だと思っています。各メンバーは売り上げや目標など色々な指標を持っていますが、それを達成するために大切にして欲しいことです。私は、これからスリーシェイクが200人〜の規模になった際には、当然徐々に大企業病になっていくと想定しています。いや、実際はもうすでに始まってると思っています。
でも、それを乗り越えていかないと、やっぱり私たちが目指したい世界には行けないんです。
イノベーションをリードする存在でいるためには、圧倒的なスピードで意思決定して、行動して、アウトプットしていかないと、目指したいレベルからずるずると落ちてしまいます。 それと、やはり技術的にも、ビジネスとしても段々リスクが取れなくなる場面も増え、調整をしていかないといけない場面も出てくるでしょう。その、「ロジカルで正しいこと=正義」という状況に陥ってしまうことが大企業病だと思っています。
私自身、これまでの社会人経験を通して、そのような場面をたくさん見てきました。残念ながら、そういう会社になると、やはりいいものを生み出せないんです。変に頭のいい集団になると、だんだん挑戦ができなくなってしまうのです。その状況に陥らないためにも、社員は常に「自走」し続けて欲しいという気持ちも込めて、このキーワードを選びました。
次の10年も「自走」できる集団として、皆さんと一緒にこれからも駆け抜けていきたいと思います。